増加する企業の公式アカウント
世界規模でのInstagramの利用者の増加に伴い、国内企業の公式アカウントの普及もますます拡大しています。では、企業のアカウントの通常投稿とストーリーズ投稿にはどのような特徴があるのでしょうか？どちらを使うべき？企業のInstagramアカウントの通常投稿とストーリーズ投稿の違い、適したシーンを徹底解説！では、両者の効率的な使い分けについて、幾つかの企業の投稿例を交えて紹介しました。
今回はそんな企業のInstagramアカウントにおける、カテゴリー別４企業の通常投稿とストーリーズ投稿によるPR方法の特徴を、具体的に比較しながら紹介していきたいと思います。
料理
Tasty Japan
国内レシピ動画アカウントでは人気1位。普段から取り入れやすいレシピや、特別な日のおもてなしレシピなど幅広いジャンルの料理動画を配信しています。インパクトがあり、短時間の分かりやすく工夫されたレシピ動画が特徴的です。
Instagram以外にも、YouTube、Twitter、FacebookやLINEなど数多くのソーシャル・プラットフォームを介して配信されています。
ストーリーにも工夫が見られます。こちらは、サッカーのW杯があった日に投稿されたストーリーです。話題のイベントと関連させたレシピを紹介することで、ユーザーにとって料理をより身近な存在にすることができます。
車
HONDA
国内の自動車企業のinstagramでは、NISSANに次ぐ人気のHONDA。もともとは自社の新しいモデルの宣伝などを中心に投稿していましたが、最近では、自動車運転の安全を喚起する取り組みが見受けられます。
このストーリーは、運転中のスマホ操作によるよそ見運転を防止することを目的に作成されたものです。ドライバーの目線からアニメ風に作成することで、よそ見運転の危険性がより明確になり、ストーリーに対するユーザーの興味を惹きつけられます。
アパレル
GU
国内ファストファッションブランドとして大人気のGU。
トレンドのアイテムをお手頃価格で購入できることから、若い女性からの圧倒的支持を誇っています。
Instagramの投稿は、人気モデルや女優を起用したスタイリッシュな写真がメインとなっていますが、ストーリーでは「GU TRAVEL」と題し、GUのアイテムを着用したモデルたちの海外旅行の様子を配信しています。
GUのアイテムを着用した人気モデルたちが、旅行を楽しんでいる様子をストーリーにあげることで、よりアイテムの魅力が伝わり、ユーザーの購買意欲を掻き立てますね。
飲料
SUNTORY
国内最大手の飲料メーカーであるSUNTORYも、instagramを積極的に運用しています。爽やかで明るい第一印象を与え、一つ一つの投稿に、凝ったイラストや様々なアイテムを加えており「インスタ映え」する写真多いのが特徴的です。
また、自社製品を使ったアレンジレシピの公開や、キャンペーンなどを積極的に行っており、斬新なPR方法がとられています。
ストーリーでは、気軽にできるアンケートやプロフィール帳のテンプレートを作成することで、企業の情報収集につながるだけでなくユーザーも楽しめるという効率的な工夫がなされています。
まとめ
数多く存在する企業のinstagramアカウントですが、その投稿の仕方も企業によってさまざまであることがわかりますね。どの企業も、自社の製品やサービスのPRを目的として利用しているという点で共通しますが、ユーザー興味を惹きつける効果的なPR方法を、各企業のやり方で模索しています。
