2017年2月に、『インフルエンサー』の検索数が急激に増加。その理由とは…?

2017年2月中頃より、「インフルエンサー」の検索数が急激に増加しています。
各所で「2017年はインフルエンサーマーケティングが大きく伸びる年になる」と論じられており、2月にして既にその兆しが見えたかと小躍りしました。

参考
Forbes Japan: インフルエンサーマーケティング、2017年の一大トレンドに
http://forbesjapan.com/articles/detail/14757

『インフルエンサー』検索数は1ヶ月で5倍に

実際のデータがこちらです。
インフルエンサー検索数
※Google AdWords キーワードプランナーより

2017年1月時点で、月間25,000件弱だった「インフルエンサー」の検索数が、2月に何と90,000件超に。
1ヶ月で約5倍と急増しています。(Google検索のみで)

昨年調査した際にも、「インフルエンサー」という検索は昨対比200%で伸びているという結果が出ましたが、直近の非常に短期間のうちににそれを上回る伸び率です。

『インフルエンサー』の検索数が急増、昨対比200%に!

2016.06.08

インフルエンサー。驚異的な検索数増加の原因は…?

検索数増加の原因は、調べていくうちに割りとすぐに明らかになりました。
「インフルエンサー」検索急増の背景は、「人気アイドルグループの新曲のタイトルが『インフルエンサー』」と発表されたから、でした。(まさに本日発売。)

17thシングル「インフルエンサー」2017年3月22日(水)発売!!

この際なので、もう少し細かい点も調べてみました。
「インフルエンサー」検索のデバイス別の比率です。

インフルエンサー検索数・デバイス別
青色のバーが全体の検索数。
紫色のバーが全体のモバイル(スマートフォン端末)からの検索数。

昨年5月頃はモバイルからの検索比率は47.6%だったのに対して、今年2月は76.3%に増大しています。
これは、「インフルエンサー」という検索について、特にモバイルからの検索数が大きく伸びたことを意味しています。

本来マーケティング用語である「インフルエンサー」は、これまでビジネスシーンで、デスクトップから検索されるケースが多かったのだと考えられます。
この度の乃木坂46の新曲のタイトル発表を受け、一般消費者目線で、娯楽シーンで、モバイルから検索されるケースが急増したのでしょう。

あるいは、乃木坂46のファン層であろう若年層による検索が増えたということもあるでしょう。

インフルエンサーとしての乃木坂46?

人気アイドルグループ、AKB48・元AKB48のメンバーが主にTwitterで多数のフォロワーを抱えていることは以前触れました。

吉本グループのTwitterインフルエンサーの実力とは?

2017.03.16

同様に乃木坂46のメンバーもInstagramやTwitterで活動していると想定し、どの程度のインフルエンサーなのかを調査してみました。

インフルエンサーの影響力等に関する調査はインフルエンサーマーケティングツール iCON Suite が便利です。

しかし、InstagramでもTwitterでも該当するアカウントが一向に発見できません。
メンバーの方の「写真集」のアカウントはあるのですが、個人で投稿しているものではありません。
https://www.instagram.com/asukashiosai/

よくよく調べてみると、公式サイトに以下のような説明がなされていました。

乃木坂46 OFFICIAL WEB SITE より
http://www.nogizaka46.com/faq/

Q. 乃木坂のメンバーはTwitterやFacebookを個人でやっていますか?
A. 基本的に乃木坂46メンバーがFacebook、Twitterといったソーシャルメディアにアカウントを持っていることはありません。

ファンを獲得し、コミュニケーションをし、もっと好きになってもらう、という観点からは、ソーシャルで活動することはタレントにとって大きな意味があります。
一方でちょっとしたことから非難されてしまうケースも多々あります。
ソーシャルでの活動は時に諸刃の剣なのかもしれません。
そう言えばジャニーズ事務所所属のタレントも、公開ソーシャルアカウントは持っていません。

インフルエンサーとインフルエンサーマーケティングについて引き続き考える

そもそもは本サイト「インフルエンサーマーケティングについて考えるRIPPLY」のサーチコンソールが異常な値を示している、ということから上述の調査を行いました。

結果、「インフルエンサー、インフルエンサーマーケティングが急速に注目され始めた」という期待が心地よく裏切られ、かつ乃木坂46のインフルエンス力を痛感することとなりました。

とは言え、インフルエンサーという一般には聞き馴染みのなかった言葉が人口に膾炙し、ひいてはインフルエンサーマーケティングが一定の地位を獲得するきっかけとなることを期待します。

THECOO、並びにRIPPLYは引き続きインフルエンサーとインフルエンサーマーケティングを研究・推進して参ります。

完全に余談です。
「乃木坂」が旧日本陸軍の乃木希典大将の名前から付けられたというのは有名な話です。

乃木坂は東京都港区赤坂地区にある坂です。近辺には千代田線乃木坂駅、乃木神社、乃木邸などがあります。
ただ、「乃木坂○○丁目」といった地図・住所上の地名は存在しない、というのはちょっとした豆知識です。