Twitter 広告規約を徹底解説

TwitterにはTwitter社により定められた広告規程が複数存在します。

具体的には、タバコや性的なアダルトコンテンツの広告掲載は禁止されています。
一方で、広告掲載は許可されていながらも、アルコールや金融商品、賭博関連の商材は細かま規程・ルールが存在します。
そこで今回はこれらの、分かりづらい広告規制を解説します!

※2020年11月現在の広告ポリシーによる内容に基づいたものです。
※国ごとに法律なども異なり、その他規制は様々なのでご注意ください。

アルコール

Twitterでのアルコールに関連する広告は日本では許可されていますが、細かな広告規程がされています。

またこれらの規程はアルコールを販売されている際はもちろん、「RTした人の中からビールが当たる!」などといったお酒が賞品になっているコンテンツも同様の規程の対象になります。
そこでまず、一部気をつけるべき広告表現をご紹介します!

□ 飲酒により社会的・性的・職業的・知的地位が向上するような表現。
    Ex) × 「お酒を飲めた方が上司に気に入られる!」
□ 飲酒が健康や病気治療に効果があると示唆。
    Ex) × 「少量なら健康に良い!」
□ 飲酒により癒し・リラックス効果があると示唆。
    Ex) × 「お酒には脳をリラックスさせる効果がある!」
過度な飲酒を好ましい行為として描写。
    Ex) × アルコールの一気飲み
未成年から人気の人物・キャラクターの起用。
□ アルコール度数の強調
    ※ ノンアルコール飲料や度数の低いお酒は例外

上記に1つでも該当する広告表現をした広告は禁止されています。

金融商品

金融商品もアルコール同様、様々な制限があるためご紹介します。
また原則、金融商品・サービスに対して支払う際に必要な、情報・リスク・メリットが開示されている必要があります。

【掲載禁止の金融商品】

いかに該当する金融商品は一切の広告掲載を認められていません。

□ ペイデイローン(少額,短期,無担保の消費者ローン)、個人ローン
□ 暗号通貨(仮想通貨)
□ バイナリーオプション(為替や商品先物などを対象にした投資商品)

【日本国内の規程】

以下は日本特有のポリシーです。

□ 銀行、証券、外国為替、仮想通貨為替取引、保険に関する広告主は金融庁の許可が必要。

□ クレジットカードの広告主は日本クレジット協会へ所属している必須。

賭博関連

カジノ、賭博関連のソフトや情報、宝くじの広告はTwitterで禁止されています。しかし競馬など一部、制限の中で広告掲載できるものもあるので紹介します。

下記に記したコンテンツは日本では、規程・ルールの中であれば広告掲載ができます。

政府公認の宝くじやサッカーくじ(toto)
:Twitterの事前承諾を得ている場合、広告を掲載できます。

□ 競艇、競馬、競輪、オートレースなどの公営競技
  :その競技を主催する特殊法人、地方公共団体、または主催団体から許諾のある関連団体が広告を掲載できます。また事前にTwitterによる承諾を得る必要があります。

□ カジノ付きホテル
  :中心的な用途がホテルの場合のみ広告掲載できます。

□ ポーカーチップやパチンコ台など賭博に関連する用具