ソーシャル担当者に必要な14の心得 その1.

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数が増え、複雑になる一方のソーシャルメディア。企業のソーシャル担当となった方々は日々苦労の連続でしょう。

本日はアメリカの若手起業家に聞く、「ソーシャル担当者に必要な心得」より。
ソーシャル担当者にどういったスキルが求められ、どういった心構えが必要なのか、Young Entrepreneur Council (YEC)からの14人の起業家の回答です。

1. オフラインでもオンラインでも、活動する

ソーシャル担当者は、自分の話す内容についてエキスパートで、また周りにも他のエキスパートたちがいるはず。

またアクティブにブログを書いたり、多くのオンラインネットワーク上で他の専門家たちと交流しているべきでもある。

ソーシャル担当者は自分たちの存在を知ってもらい、イベントでのスピーチなどで自分たちの声を聴いてもらうことから始め、その業界の中での第一人者となるべきだ。

そうすることで、関係しているソーシャルメディア内でより影響力を持てるようになる。
ブログ、スピーチ、ネットワーキングや他の専門家たちとの交流により、その業界で目立つ存在になる。

個々のネットワークを広げるため、より自分自身の存在を確立すべきなのだ。

John Rampton, JohnRampton.com

2. 編集/ジャーナリズムスキル

はっきり言って、これは「あれば良い」スキルでなく「絶対なければならない」スキルだ。

コンテンツマーケティングは単なる流行ではなく、広告ビジネス全体を覆そうとしている。

従来、広告とはメディアの外にいながら、メディアに割り込む、というものだった。
この5年ほどで、多くの企業が気付いたのは、愚直に企業自身でメディアを作る(コンテンツマーケティングを行なう)ことで、従来の広告システムという枠から抜け出すことができるということだ。

コンテンツ制作能力は企業の広告宣伝部門全体の運命を左右するけれど、ソーシャルメディアが発信地点になる。

ソーシャルメディアの拡散力を上手く使えば、コンテンツマーケティング戦略が実行可能になる。

そしてソーシャル担当はゲートキーパーの役目を果たし、コンテンツの役割を示していくんだ。
そうなると、編集プロセスもよく理解しておかないといけない。これは必須だよ。

Brian Honigman, BrianHonigman.com

3. 各ソーシャルチャネルの多様性を理解する

成功するソーシャル担当者は、様々なソーシャルメディアプラットホームを通して会社の顧客を理解し、チャネル別にコンテンツが多様でなければならないと認識している。

ソーシャル担当を雇用しようという際に重要なのは、幅広いチャネルの知識と、その間でフレキシブルな対応ができるスキルを求めることだ。
Instagramで素晴らしいパフォーマンスをするコンテンツでも、Twitterでは弱いかもしれないからね、例えば。

担当者はそれぞれのチャネルがターゲット顧客に何を提供できるのか、それがどうビジネスへ結果として反映されるのかを理解する必要がある。
Doreen Bloch, Poshly Inc.

4. 一般ポップカルチャーの理解

全てのソーシャルメディア担当者は「現実の世界」で何が起こっているのか、そしてそれがどのように自分たちのプログラミングするコンテンツに影響を与え得るかを分かっていなければならない。

スケジュールされたツイートがリアルタイムのマーケティングにぴったり合う時代において、私たちデジタルマーケターはソーシャルの外で何が起こっているのかに敏感になり、それに沿ってコンテンツを調整しなければならない。

Alex Frias, talent social

5. ユーモアを持つ

企業のカラーに合ってさえいれば、ユーモアによってキャンペーンをバズらせることができる。

また、ユーモアにあふれた返事ほど客を忠実なエバンジェリスト(製品・サービスの良さを伝える伝道師)にするものはない。

Elliot Bohm, Cardcash.com

6. 共感する

ソーシャルメディア担当者の基本的な役割は、コミュニケーションの方法をよく考えながら、顧客をできるだけ深く理解することだ。

こういったことを本当に上手くやるには、高いレベルの共感性と、顧客を(彼らの好みや癖も含めて)理解できる能力が必要とされる。
たとえ担当者自身の嗜好が顧客のものと根本的に違っていたとしても。

ソーシャル上での顧客のやりとりに参加し、最終的にその方向性に影響を与えるには、実際の顧客と同じように考え、感じ、行動することができなければならない。

優れたソーシャル担当者は、チームに話しかけ、顧客やコミュニティーから意見を探り出し、それにより学んだことを結果に生かせるものだ。

Brewster Stanislaw, Inside Social

7. 信頼される

スラング(俗語)を使うのはやめよう、ブランドをかっこよく見せないから。

実際、スラングは誠実に聞こえないから逆効果になってしまう。
まるで子どもたちが口にする「YOLO」が何を意味するのか、つい最近分かった母親のように思われてしまう。

YOLO=You Only Live Once. 人生は一度切り。2011-12頃にアメリカで流行ったスラング

あなたが実際に若くて、ファンキーでトレンディ―ならそれでいい。
でももしそうでなければ、そういったものを許容するだけでいい。

あなたには顧客がいる。
彼らの意見から学び、彼らが知りたい情報を理解し、企業から発信するものをそれに合わせよう。

成功するソーシャル担当者がマスターしている(そして全てのソーシャル担当者が知るべき)のは、ソーシャル上でどうやって「人々に」でなく「人々と」話すかだ。
つまり一方的に発信するのではなく、対話するということ。

製品・サービスや、割引に関する情報を発信するのは良い。
けれども、自分たちの製品やサービス以外にも、顧客にとっては様々な選択肢がある、ということを忘れてはいけない。
顧客には無限の選択肢がある。

顧客は、彼ら”自身”を感じられて、自然に好きになれるようなブランドを愛するものだ。

Megan Smith, Brownstone PR

後編に続きます。

ソーシャル担当者に必要な14の心得 その2.

2016.05.25