インフルエンサーマーケティングのプラットフォームとYouTuberがコラボすべき3つの理由。

SOCIAL MEDIA WEEKのコラムから、インフルエンサーはプラットフォームを利用する・所属するべきだという主張です。
インフルエンサープラットフォームに関して、実際、アメリカにも日本にも数多くのプレイヤーが存在します。
いまや、企業がインフルエンサーに頼らざるを得ない時代です。
またインフルエンサーにとっても活動を継続していく上で、企業は欠かせないパートナーです。
この両者をつなぐプラットフォームが果たすべき役割とは?

なぜビデオブロガー(≒YouTuber)はインフルエンサーマーケティングプラットフォームと組むべきなのか?

18歳から29歳の41%の人たちがAdBlock Plus(オンライン広告をブロックするアプリ)をどのように使っているのか、についての記事を最近読みました。
わかりきっていることですが、多くの人がオンライン広告をスキップしたり、迷惑メールのメーリングリストから自分のアドレスを削除してくれる簡単な方法を探しています。
特にミレニアル世代は企業の広告メッセージに対して拒絶的であったり、イライラする傾向にあります。
こういった理由から、賢明な企業は、インフルエンサーマーケティングに注目しています。
広告ターゲット層とのつながりを作るために、特に価値のある消費者であるミレニアル世代とのつながりを作るために、今までとは違うやり方を見つけなければなりません。
彼らが拒否反応を起こさないよう、プラットフォームを選んで広告を打つ必要があります。
どの消費者でも同じだと思いますが、ミレニアル世代は企業よりも自分の仲間や知人の意見を信頼する傾向にあります。
そこで企業にとっては、YouTuberのチャンネルが、広告ターゲットとのとても貴重なコネクションとなります。
ファン達との日々のやり取りやつながりを持つことによって、ビデオブロガー(≒YouTuber)達はフォロワーの購買の意思決定に多大な影響を及ぼしているからです。
例えばYouTubeスターのZoella(ゾエラ)がそのいい例でしょう。


Zoella
デジタルマーケティング会社のfashionbiのリポートによれば、イギリスのブランドTopshopのチークを彼女がブログで紹介した際、そのブランドのウェブサイトへのクリック率が40%にも達しました。
彼らインフルエンサーの価値を認め、より多くの企業がトップYouTuberとのコラボレーションを検討しています。
アメリカのデジタルメディアBusiness Insiderの記事では、YouTuberは今、アメリカの半数以上の購買意思決定に影響を及ぼしていると言われています。
そもそも、もしYouTuberが企業から必要とされているのならば、彼らがインフルエンサープラットフォームに登録するべき理由とはなんでしょうか?
ここからは、企業とキャンペーンの仕事をやっていくうえで、なぜYouTuberはインフルエンサープラットフォームとパートナーシップを組んだほうがいいのかを説明していきます。

1.創作の自由

Zoellaや他の成功しているビデオブロガー達が、最初に動画を作りはじめチャンネルを立ち上げた時、そのチャンネルが成功するかどうかの保証はありません。
ほとんどの場合、自分の作ったものや感じていることを表現するためにビデオブログを始めると思います。
YouTuber達は自分が作るコンテンツを楽しんでくれ、投稿する動画を常にチェックしてくれるような自分のオーディエンスを、時間をかけて増やしていきます。
企業がYouTuberとパートナーを組むとき理解しておかなければいけないこと。
それは、彼らが努力して集めたフォロワー達であり、どんなコンテンツが見てくれる人達に受け入れられるか一番よく理解しているのはインフルエンサー達自身だということです。
企業がインフルエンサーにコンテンツ作りのすべてを任せることができないケースはよくあることです。
インフルエンサーマーケティングのプラットフォームはYouTuber達に自由にコンテンツを作ってもらうための環境づくり、
そして自分のチャンネルに沿わないコンテンツを載せてほしいという企業からプレッシャーを受けないような環境づくりをしています。
インフルエンサープラットフォームに登録すると、ブランドとインフルエンサーのニーズを仲介し調節してくれるキャンペーンマネージャーを頼ることができます。
また、キャンペーンマネージャーは、「企業が自分達のメッセージを伝えるという目的を優先してインフルエンサーのコンテンツの質を軽視する」ことのないように調整してくれます。
インフルエンサーのコンテンツ創作に妥協をさせずに、企業の要望とインフルエンサーをマッチングする。
そうすることによって、インフルエンサーは自分のコンテンツ作りに集中できるのです。

2.仕事に直結する関係作り

YouTubeを始めたばかりで、まだオーディエンスを集めている段階の場合、インフルエンサーマーケティングプラットフォームは、初めての仕事を見つけたり、企業とのコネクションを作ったりするのにうってつけの場所です。
独自で活動していると、企業があなたを見つけてくれるまで長期で待つことにならざるおえません。
さらに、YouTubeプラットフォームは大きなキャンペーンの一部であることが多く、仕事の幅が広くなります。
そしてほとんどの場合、企業はプラットフォームを利用します。

3.信頼性

企業と働き始めると、どんな企業と、どんな仕事をしてきたのかなど、信頼を築き上げていくことになります。
企業と一緒に仕事をするということは、より大きな予算でより自由にコンテンツ作りをしていくということです。
あなたの動画の質が良くなって、オーディエンス(視聴者)があなたのコンテンツをシェアしたいと思ってくれれば、オーディエンスからの信頼も得ることができ、チャンネル登録者も増えていくでしょう。

まとめ

このように、インフルエンサーマーケティングプラットフォームを使えば、オンラインビジネスを行っていく上での面倒な事務処理やストレスがなくなります。
どの仕事にもお金がきちんと支払われるという安心感をもって、あなたが一番得意とするコンテンツ作りに専念することができるというわけです。