いま流行りのバーチャルYouTuberとは?

いま流行りのバーチャルYouTuberとは?

2017年の流行語大賞にも選ばれたYouTuber。そんなYouTuberの中でいま最も勢いのあるジャンルの1つであるバーチャルYouTuberについてご紹介します。

バーチャルYouTuberとは

一般的に、モーションキャプチャー技術等を活用しYouTubeにて動画配信を行う3DCGキャラクターたちを総称してバーチャルYouTuber、またはVTuberと呼びます。
「バーチャルYouTuber」というこの用語は、現在最も有名なバーチャルYouTuberであるキズナアイが2016年12月1日に投稿した「【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ)」という動画の中で初めて登場したと言われています。

バーチャルYouTuberブームはいつから?

バーチャルYouTuberブームの火付け役となったのは2016年10月にA.I.Channelを開設したキズナアイです。先述の通り、現在バーチャルYouTuberの中で最大のチャンネル登録者数を誇っています。その数なんと1,840,154人!(2018年5月16日時点)
キズナアイの次に人気があると言われている輝夜月(かぐやるな)のチャンネル登録者数が676,391人なので実に3倍近い数字です。なお、その輝夜月よりも、キズナアイのゲーム実況専門チャンネルA.I.Gamesの登録者数の方が上回っており(799,015人)、まさに圧倒的な人気を集めています。

写真集も発売しているキズナアイ ©A.I.channel

ここで、バーチャルYouTuberがブームに至った流れをキズナアイを中心にして簡単にご紹介します。
2016年の12月に活動を開始したキズナアイですが、ファンの方が動画に翻訳字幕をつけたことで口コミによって2017年2月頃から、日本国内よりも先に海外での人気が高まりチャンネル登録者は増加は一気に加速していきました。

――海外人気には何かきっかけがあったんでしょうか?

キズナアイ 一番初めがどのきっかけだったのかハッキリしないんですけど、口コミみたいです。2017年の2月くらいから、いろんな国に次々広がっていった感じで…。最初は日本のみんなにはあまり気づいてもらえてなくて(笑)。最近やっと日本で広まってきた感じがします!

引用:https://www.oricon.co.jp/special/50778/

海外での急速な人気の高まりからキズナアイが様々なメディアに取り上げられたことで国内での知名度も上がっていき、2017年12月にキズナアイがチャンネル登録者数100万人を達成しました。キズナアイによって世間にバーチャルYouTuberの存在が認知され始めたことで、その他の個性あふれる様々なバーチャルYouTuberが今もなお人気を伸ばしています。ブームはYouTube内にとどまらず、2018年4月からBS日テレにてキズナアイの冠番組「キズナアイのBEATスクランブル」の放送が開始しています。

キズナアイだけじゃない!注目のバーチャルYouTuber3選

①輝夜月(かぐやるな)

2017年の12月にチャンネルを開設したばかりで投稿されている動画も多くはないのですが、キズナアイに次ぐチャンネル登録者数を誇るバーチャルYouTuber界の超新星です。
銀髪に碧眼がトレードマークでとても可愛らしい見た目のキャラクターなのですが、そんな外見からは全く想像できない特徴的な声と異様なテンションの高さが人気の要因であるようです。

輝夜月 ©Kaguya Luna Official

再生回数が最も多い動画

「【Getting Over It】月ちゃんおこだよ!!!!!おこ」視聴回数 2,825,611 回

②ミライアカリ

初音ミクなどで知られるKEIがキャラクターデザインを手掛けているバーチャルYouTuberです。キズナアイ、輝夜月に次ぐ3番目に人気のYouTuberでチャンネル登録者数は581,760人です。
記憶喪失という公式設定を持ち、失敗した経験を忘れてしまう明るい性格とイエスマン気質から体当たりな企画にチャレンジすることが多いことが特徴です。実はキズナアイよりも古参なバーチャルYouTuberで、2014年の3月から活動していました。

ミライアカリ ©Mirai Akari Project

再生回数が最も多い動画

「カラダを賭けてギャンブルしてみた!!!【いやらしい結果に…】【四人将棋】」視聴回数 1,550,704 回

キズナアイとあわせて現在の人気バーチャルYouTuber上位3名を紹介してきましたが、最後にこれまでの3名とは異なる珍しいバーチャルYouTuberをご紹介します。

③富士葵

富士葵 ©Aoi ch.

輝夜月とほとんど同じタイミングで(富士葵のほうが1日だけ先輩のようです)活動を始め、チャンネル登録者数は99,656人とバーチャルYouTuberの中では15番手前後の中堅です。
一見すると普通の可愛い女の子ですが、彼女が他と大きく異なる最大の特徴は2018年1月に「かわいくなりたい!バーチャルYouTuber『富士葵』をかわいくするプロジェクト」と題して、より可愛くなるという目的のためにクラウドファンディングを実施したことです。
目標金額は1000万円に設定されていたのですが、最終的に集まった金額はなんと目標額の倍をいく22,822,560円!!!
まず、こちらが初めて投稿された動画です。

そしてこちらがアップデートモデルのお披露目動画です。現在までに投稿された中でも最も再生回数が多い動画になっています。

beforeとafterを見比べてみると衣装、髪、表情などが変化しています。

富士葵before after ©Aoi ch.

参照:https://www.makuake.com/project/fuji-aoi/

まとめ

まさに群雄割拠で今もなお伸び盛りのバーチャルYouTuber業界。2018年4月5日にSNS「GREE」やゲーム事業、VR事業でお馴染みのグリーがバーチャルYouTuber特化型のライブエンターテインメント事業を担う100%出資の新会社「Wright Flyer Live Entertainment」を4月13日に設立することを発表するなど、まだまだ勢いは衰えそうにない状況です。果たしてこれは一時的なブームで終わってしまうのでしょうか、それとも文化として確立されていくのでしょうか。バーチャルYouTuber業界からはまだまだ目が離せません。