ジャニーズ公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」開設からおよそ2カ月。現状は?

所属タレントの肖像や映像を厳しく制限してきたジャニーズ事務所。そんなジャニーズ事務所による新たな試み、ジャニーズ公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」がスタートしてからおよそ2カ月が経過しました。今回はそんな「ジャニーズJr.チャンネル」の現在についてご紹介します。

「ジャニーズJr.チャンネル」とは

HiHi Jets東京B少年SixTONESSnow ManTravis JapanのジャニーズJr.内グループ5組が出演し、音楽コンテンツをはじめ、トークやバラエティー、チャレンジ企画などを展開するというチャンネルです。
https://www.youtube.com/channel/UC1cHlPIE-kqiPvpyYz2O8rQ
動画はほぼ毎日午後8時から配信されることになっており、水曜日をSnow Man、木曜日をTravis Japan、金曜日をSixTONES、土曜日を東京B少年、日曜日をHiHi Jetsが担当し、月曜日、火曜日は特別企画(グループの垣根を超えた企画や番外編など)をお届けすることになっています。

左から、Travis Japan、SixTONES、東京B少年、HiHi Jets、Snow Man 参照:https://www.youtube.com/watch?v=dMQUitVdNdo

「ジャニーズJr.チャンネル」、スタート前の反響は

2018年の3月4日にプレオープンし、同月21日にスタートした「ジャニーズJr.チャンネル」ですが、3月5日の発表時には喜びの声だけでなく疑問や反発の意見を抱く方も散見されました。


以下のような反対の声も。


また、YouTubeは動画ごとに再生回数が表示される事になっているため、今回の試みではグループ間で再生回数を競い合うという構図になること、人気差が明確に表れてしまうことが懸念されていました。
賛否両論ありましたが、さすがはジャニーズ。オープン前の時点でチャンネル登録者数は10万人を突破しており、注目度の高さがうかがえました。

「ジャニーズJr.チャンネル」の現状

①チャンネル登録者数

265,780人(2018年5月15日時点)となっております。
スタートから3月末ごろまでは1日あたり5,500~5,800人ほどチャンネル登録者数が増加していましたが、伸びは4月に入るとゆるやかになり、4月頭から現在にかけては1日あたりおよそ550~600人の増加に落ち着いています。おそらく、YouTubeを視聴するジャニーズファンの方々は3月末までの段階でチャンネル登録を完了しており、そこからはYouTubeで動画をたまたま見かけて気に入った方などが徐々にチャンネル登録しているという状況なのではないでしょうか。

チャンネル登録者数の推移 参照:https://subscribercounter.com/channel/UC1cHlPIE-kqiPvpyYz2O8rQ

②総再生回数

チャンネル登録者数が伸び悩み始めている一方で、チャンネル創設直後は公開されている動画自体の数が少なかったこともあって総再生回数の伸びはほぼ横ばいでしたが、総再生回数は単調増加しており、3月14日から現在にかけて1日あたりおよそ250,000回ほど再生されているようです。動画がupされれば必ず視聴するファン層をしっかり取り込めていることが要因だと思われます。

③人気動画ランキング

第3位「SixTONES、半年ぶりの食事会&企画会議」視聴回数 571,433 回

SixTONESの初回動画です。メンバー全員でこの先どんなコンテンツを作っていくのかを話し合う食事会&企画会議になっています。

第2位「ジャニーズJr.チャンネル、YouTube で3月21日スタート」視聴回数 579,498 回

3月21日のスタートに先駆け、プレオープンの3月4日 に公開されたジャニーズJr.チャンネルの予告動画です。

第1位 「SixTONES「Jungle」(「ジャニーズJr.祭り 2018」単独LIVE in 横浜アリーナ)」視聴回数 1,212,750 回

第3位に引き続きSixTONESによる動画です。視聴回数は2位、3位のおよそ2倍と圧倒的な人気です。2018年3月26日に横浜アリーナで行われた「ジャニーズJr.祭り 2018」単独LIVEより「Jungle」のパフォーマンスの動画となっています。

まとめ

第3位から第1位を紹介しましたが、実は第4位、第5位もSixTONESの動画になっており、懸念されていたグループ間の人気格差がすでに視聴回数に表れてしまっているようです。現在公開されている動画はバラエティ色の強い動画からアイドルらしい動画など多岐にわたりますが、人気の動画ランキングを見るとグループに関わらず第1位のようなライブパフォーマンス映像の人気が高いことが分かります。まだスタートから2カ月、これからいったいどのように展開されていくのでしょうか。