本日はCaptiv8が提唱する「インフルエンサーが企業とタイアップするときに心がけるべき3つの大事なこと」について。
裏を返せば、企業(特にアメリカの)が「インフルエンサーに何を期待しているか」が浮き彫りになる内容です。
インフルエンサー・マーケティングを手掛けるCaptiv8とは?
Captiv8といえば、米国のインフルエンサー・マーケティング領域で非常に勢いのある会社です。
Captiv8はソーシャル上のインフルエンサーのオーディエンス情報(フォロワーの情報)をInstagram、Twitter、Vine、YouTube、Facebookといったプラットフォームを横断してリアルタイムに取得分析し、企業がインフルエンサーを効率的に探すことができるAIプラットフォームを提供しています。
Captiv8が分析マーケティングプラットフォームを構築。Instagram、Vine、Snapchat上のインフルエンサーのリーチを活用。
Captiv8が200万ドルを調達。インフルエンサー・マーケティングの信頼性を高め、スケールさせる。
Captiv8が提唱する、インフルエンサー・マーケティングを成功に導く3つのポイント
インフルエンサーを使ったマーケティングキャンペーンには様々な不確実要素があるので、企業とインフルエンサーの密な連携がキャンペーンを成功させるのに不可欠です。
インフルエンサーの総合マネージメントを代行するCaptiv8は、企業とインフルエンサー双方のニーズを踏まえ、キャンペーンの調整を行っていますが、キャンペーンをスムーズに進めるために、誰でも簡単にできることがいくつかあります。
ここでは、企業と仕事をする上でインフルエンサーが心に留めておくべき3つの事をご紹介します。
1. コミュニケーションが成功のカギです!
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良いパートナーシップを築くためには、企業とインフルエンサーが互いに、ニーズ、タイムライン、フィードバックについてしっかりとコミュニケーションが取ることが必要です。
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コミュニケーションの欠如はキャンペ―ン中の様々な過程で問題を起こす原因になりえます。
インフルエンサーは密に連絡を取り、一貫して進行状況を逐次更新して知らせる必要があります。
それが良いニュースであれ、悪いニュースであれ、情報の共有はキャンペーンを成功させるためには欠かせません。
2.タイムラインに忠実に
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みな守らなければならない締め切りがあり、関係者全員のスケジュールを考慮した上で、キャンペーンのマイルストーン(中間目標)の達成期日が決められています。
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このタイムラインを厳守することは順調にキャンペーンを進める上で必要不可欠であり、理想としては全てが計画通りに進むのが望ましいのです。
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しかし、遅延がどうしても避けられない場合は、インフルエンサーは可能な限り早めに、変更しなければいけない事柄を伝えること、そうすることによって他の関係者が必要に応じて調節を行うことができます。
3. クリエイティブ・ブリーフを提出し、承認を得る事
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Captiv8はクリエイティブ・ブリーフを使用して、キャンペーンを始める時点で、すべての関係者が最終目標を理解し、同じ方向に向かっていることを確認します。
ですので、インフルエンサーは、自分のクリエイティブに関して、「後に自分がどのように投稿をするのか、広告主からきちんと承認を得ている」
ということを明確にしておく必要があります。 -
企業とインフルエンサー双方が素晴らしいクリエイティブができるようにと充分に時間をかけた後、起こり得る最悪の事態とは、インフルエンサーが間違った投稿をすることです。
決して大きな失敗をしてGQに載ってしまう、なんてことにはならないように!
GQに載ってしまう = あるInstagrammerが、企業のスポンサードポストを行なう際に、そのスポンサー企業とのメールのやり取り(何時に投稿してください、など主に広告内容に関する指示)をInstagramのコメント欄にコピペしてしまったというゴシップ。
まとめ
以上、Captive8による「インフルエンサー・マーケティングを成功に導く3つのポイント」です。
テクニック的なことというより、心がけ的な、基礎的な内容です。
Captive8はデータドリブンなインフルエンサー・マーケティングを推進している企業です。
そんな彼らが、「最も重要なのはコミュニケーション」と述べているのは説得力があります。
今や、多くのインフルエンサーが登場し、企業とタイアップを実施するようになっています。
それぞれのバックグラウンドも様々です。
一方的に企業側の理屈を相手に押し付けたり、暗黙の了解を期待したりするのではなく、丁寧なコミュニケーションを通じて、同じゴールに向かって進めるように努力することが大切なのだと思います。