実は大人も共感する、中高生に人気のYouTuber

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実は大人も共感する? 中高生に人気のYouTuberの魅力

本日エキサイトで見かけたコラムです。

【オッサンのためのYouTuber講座】「はじめしゃちょー」中高生人気はワンピース並

かなりカジュアルな内容ですが、的を射た分析に納得です。

はじめしゃちょーと、その有名動画である「スライム風呂」、「ニベアボディクリーム風呂」、「メントスを棒にしてコーラに挿す」、などを例に、以下のように語られています。

  • YouTuberは年配者にとっては理解できない存在だと思っていたけれど、きちんと見てみると、実はかつての深夜番組のテイストに近くて、面白い。昔のたけし軍団やダチョウ倶楽部に近いのではないか?
  • テレビ放送の規制が厳しくなって、昔は放送できた過激な内容が放送できなくなった。それをYouTubeでやっている感じ。

下記の表現は的確です。

これが人気なのはよくわかる。YouTuberが新しいというよりは、求められているアナーキーな笑いをTVが提供できていないからこそ、という感じがする。

大人にはわからないYouTuberの魅力、という話ではなくて、実は大人もしっかり楽しめるYouTuberの魅力、という切り口で論じられています。

YouTuberをデータで論じるのは…

私たちは普段、YouTuberのタイアップ動画や、インフルエンサーマーケティングに関するコンサルティング・提案活動を行っております。

クライアント企業の中には「10代がメインターゲット」の商品やサービスをお持ちの方も多くいらっしゃいます。(例えば、お菓子やチープコスメといったカテゴリなど)

当たり前ですが、30代の人間からすると、10代の気持ちは分からない(推測するしかない)です。

仮にクライアント企業から「10代の女性にリーチ出来るYouTuberをアサインして欲しい」といったオーダーを受けた場合、YouTube Analyticsのデータを分析する等して、「10代のファンが多いYouTuber」や「女性のファンが多いYouTuber」といったYouTuberを割り出すわけです。

しかし、このプロセスにおいては、どうしてもデータ先行で物事を考えがちです。

YouTuberが体現する娯楽の価値

上述の記事を読んでふと考えたのは、次のようなことです。

  • マーケッターとしてはデータを重視するのは当然だとしても、過度にデータに頼ってしまうのは問題。そこには「10代の好きなものは自分たちには分からない」という諦めや思い込み、怠慢があるのではないか?
  • 実は娯楽に求めるものは世代・時代が異なっても、そう本質的には変わらないのではないか?
  • まとめ

    テレビ番組とYouTuberによる動画。
    メディアが違うというだけで、ついつい二つは全く違うものだと捉えてしまいがちです。
    しかし、根底にあるものの中には両者に共通する部分も多くあるのかもしれません。

    YouTuberのクリエイティブの本当の質や価値を見落とすことのないように、注意したいところです。