デジタルマーケティング担当者に必須の15のスキルとは? その1.

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昨今のデジタルマーケティングの専門家には、優秀なマーケターとしての基本的なスキルに加えて多彩なスキルが必要です。
例えば、様々なメディアを深く理解する力、トレンドを読んでチャンスを見極める力、などです。

さらに、会社に成功をもたらすためには、クリティカルシンキングとクリエイティブシンキング(批判的思考と創造的思考)のバランスを取る必要もあります。

そこで、Young Entrepreneur Council (YEC)の15人のメンバーに「デジタルマーケターを雇用するにあたって求めるものは何か?」を聞いてみました。
そのベストアンサーをご紹介します。

1.ソーシャルメディア広告の専門性

今時のデジタルマーケティング担当には、特にFacebookなどのプラットフォームを通して行うソーシャル広告についての十分な知識が必要です。
ソーシャル広告は当社でも定期的に利用しています。

担当者には次のような知識が求められます。
・Facebook アナリティクスやインサイトを理解し、実施できる知識
・Looke-a-like(類似するユーザーリストを作成する機能)やカスタムオーディエンスを作る知識
・クリエイティブなキャンペーンやイメージ(広告)をテストし・分析できる知識
・ソーシャルメディア全般に関してのしっかりした知識

ソーシャルの広告領域には、予算を節約するための多くのチャンスがあります。
だから、私たちは自社ののデジタルマーケティング人材には、ソーシャルマーケティング領域を熟知していることを求めています。

— Miles Jennings, Recruiter.com

2.セールススキル

ここ何年かにわたり、私たちは多くのデジタルマーケターを雇ってきました。アウトソースすることもありましたし、インハウス(社内)でやることもありました。

分かったことは、「セールスで成功してきた人の方が、マーケターとして優秀である」ということです。
彼らはどうやって人々とコミュニケーションし、それをセールスチャンスにするかを知っています。

デジタルマーケターが直接取引をクローズするわけでなくても、売り方を知らなければ、セールスチームへ質の良いリードを渡せないまま、大事なマーケティング予算を無駄にしてしまうのです。

— Mark Cenicola, BannerView.com

3.特定のマーケティングチャンネルにおける専門性

多くのマーケターがEメール、SEO、SEM、ソーシャルなどといったあらゆるマーケティングチャンネルの利点を褒めたたえるのを目にします。

多くのチャンネルが効果的かもしれないが、マーケティング戦略成功のカギとなるのは、2,3個のチャンネルに集中し、それらを駆使することです。

つまり、そのチャンネルのダイナミズムを深く理解し、それを自分の会社に具体的に活用するということを意味します。

例えばローカルビジネスを支援するのに、Pinterestは(eコマースのトラフィックを一番持ってくるチャンネルのうちの一つだが)それほど機能しないでしょう。
それより、Google、Map やYelpでクライアントをNo.1にするため、ローカルSEO(地域に関係するキーワードの検索で上位表示を狙う)に関する戦略にフォーカスするほうが良いというわけです。

— Trevor Sumner, LocalVox

4.客観的に思考する能力

通常、マーケターはオフィス内でも一番情熱をもって仕事をしています。

しかし、その情熱のゆえ、マーケティング理論や手法に対する判断・評価がクリアにできないケースも多いのです。
自分の仕事を客観視できるマーケターは、自分が機能させたいと思っているものではなく、実際に機能するものを見つけ出すことができるのだと思います。

— Wesley Mathews, High Level Marketing

5.「ドリップマーケティングキャンペーン」を実行し分析する能力

インバウンドマーケティングは、リードジェネレーション(セールスリードの創出・獲得)のカギとなるスキルです。

多くのマーケターたちは初動で顧客のエンゲージメントを獲得するための戦略や、CPCキャンペーンなどを思いつくものです。
しかし、私がもっと面白いと感じるのは、彼らが上がってくるデータをどう分析し、どうやってしっかりした「ドリップマーケティングキャンペーン」を作り出すか、という点です。

マーケティングオートメーションの優れたところは、キャンペーンで集めた顧客に対して一斉に同じメールを送信できることではありません。
その優れた点は、顧客に応じて、よりパーソナルで、気持ちのこもったコミュニケーションができるところです。
つまり、それぞれのEメールに対する顧客の反応に応じて、個別に内容を変えていけるというところです。

このバリエーションはとても幅が広く、分析的な思考と戦略的思考が必要とされます。
顧客に対するコミュニケーションの技術が、単なるコンバージョンの分析というレベルを越えて初めて、優れたマーケティング活動はできるのです。

— Eran Eyal, Springleap

「ドリップマーケティング」という表現はあまり聞き慣れませんが、近視眼的なコンバージョン獲得に陥ることなく、中長期的な観点からじっくりと顧客とのリレーションを築いていくことを意味しているようです。

その2.もご参照ください。

デジタルマーケティング担当者に必須の15のスキルとは? その2.

2016.07.28