ワシントンポストが「レシピ動画を作るためのレシピ動画」を制作

recipe

YouTube動画の一大ジャンルとして、いわゆる「チュートリアル」動画があります。
投稿数が多いのは、「メイク」、「ゲーム」、「料理」、などです。

今回はFacebookの「料理のレシピ」動画に関する北米のニュースのご紹介です。
「レシピ動画」は日本同様、アメリカでも人気のようです。
取り上げられている動画は、ユーザーを小馬鹿にしたようなアメリカ的なユーモア満載ですが、そもそもなぜレシピ動画は人気なのでしょうか?

「レシピ動画のレシピ」

レシピ動画はいい意味で揶揄の対象とされる要素がいっぱい詰まっている。

BuzzFeedやTastemadeなどのデジタルパブリッシャーによってレシピ動画は広まりそのレシピや見せ方なども定着してきた。

Tastemadeは食や旅をテーマにしたグローバルなビデオネットワーク

なぜこんなにもFacebookでよくレシピ動画を目にするのか、ひとつは安く簡単に作れて、そして簡単にまねできることにあるのだろう。

そこで、ワシントンポストはレシピ動画作成の秘訣を教える、それこそ「レシピ動画のレシピ」といえる動画を制作した。

実際のレシピ動画の手法を分析?

4月12日にFacebookに投稿された動画だが、チェダーチーズがまぶしてあるミニ・ハラペーニョ・クロワッサンの作り方を例にとって、最近のレシピ動画の作り方のトレンドを面白おかしく紹介している。

タイトルは「これが最適なFacebookレシピ動画の作り方」だ。

この動画は30万ビューと1,800シェアを記録し大ヒットとなった。
もしかするとBuzzFeedのTastyの動画と同じくらい評判になっている。

「レシピ動画でよく使われている素材や、作り方を見せる技法などを、ただ単につなぎ合わせて、レシピ動画を作るためのレシピ動画を作りたかったんだ。
モッツアレラ・スティック・ワッフルみたいなもんだよ。
流行ってるものを一つにまとめたんだ。」
と、ワシントンポストのリポーターMaura Judkis氏は話す。

彼の関心は、なぜレシピ動画は全部似たり寄ったりなものであふれかえっていて、飽和状態になっていると感じるのか、なのだが、この動画はその一環として作られた。

「こんなにもFacebookレシピ動画が巷にあふれているのは、ただたんに私たちの文化のあらわれだと思う。
料理がエンターテインメントのひとつとして好まれる文化なんだ。

だから今こういったレシピ動画に魅了されている。
レシピ動画はソーシャルメディアに最適な形をとるようにして改良されてきて、そして多くの人がそのやり方をまねてきた。
今やそのスタイルが定着して陳腐化している。」

なぜレシピ動画は人気なのか?

その通りだが、レシピ動画はどんどんパブリッシャー達の注目を集めている、というのもFacebookから見返りがあるからだ。

Facebookのアルゴリズムは動画コンテンツをニュースフィードのトップに持ってくるようになっている。
動画は編集も簡単で安く作れ、何より食べ物は世界共通でシェアしやすい
有名企業もそれに気づいている。

Taco Bellは新しい朝食メニューの宣伝にレシピ動画を模したスタイルを起用しているのだ。

先ほど紹介したワシントンポストのクロワッサンに話を戻そう。

「正直クロワッサンを実際に作ってみた人たちもいて、そっちの評判も良かった。実際のレシピ内容を聞いてくる人もいたくらいだよ。」
と、動画編集者のJayne Orenstein氏は付け加えた。