YouTubeが動画の”キング”でなくなる日

king-video

企業が動画を投稿するプラットフォームが、YouTubeからFacebookやSnapchatに移っているのではないか?というデータがあります。

動画プラットフォームのキングは長らくYouTubeでしたし、今もYouTubeです。

一方、FacebookやInstagramは積極的にユーザーの動画投稿を促進するようなアップデートを続けています。
そして、Snapchatも徐々に日本で浸透し始めています。

この先YouTubeの一人勝ちは続かない、というデータのご紹介です。

ゆらぎ始めたYouTube”一強”の構図

FacebookとSnapchatがゲームを変える

モバイル動画のディスラプション(破壊的創造)が始まっています。
ミレニアル世代がモバイルデバイスで短い動画コンテンツの視聴に費やす時間はこれまで以上に増しており、FacebookやSnapchatといったプラットフォーマーに大きな利益をもたらしています。
こういったプラットフォーマーは1日に何十億回もの動画視聴回数を誇っており、増加するモバイル視聴者の獲得に向けて競争し、長年にわたってオンライン動画市場で優勢を保ってきたYouTubeに対しても攻勢をかけています。

今後も続く競争の中で、モバイル動画ブームで利益を享受しようと期待しているコンテンツクリエイターや広告主に新たな機会が訪れるでしょう。

トップ企業によってYouTubeとFacebookに直接投稿された動画の合計数(月次)

単位:1,000
video

※グラフ画像出展:businessinsider.comより
※注:トップ企業 = FacebookページのフォロワーおよびYouTubeチャンネルの登録者に基づいて選定された上位500社

動画プラットフォームとしてのFacebookの躍進

YouTubeへの投稿数が「横ばいからやや伸び」、というところに対して、Facebookへの投稿数は順調に伸びています。

また、こちらのデータは主に企業の動画投稿数です。

個人の動画投稿数に関しては、さらに極端な伸びを見せているのではないかと推測されます。

動画プラットフォーム群雄割拠の時代へ

ライバルの登場により、特にモバイル動画の領域において、YouTubeの絶対的優位性が低下し始めています。

YouTube動画視聴の約70%がモバイル端末(スマートフォン)経由だとGoogleは発表しています。

YouTubeの広告代理店向けの媒体資料による、日本市場のデータより
動画プラットフォーム市場の中心が既にモバイルにシフトしているため、モバイル領域を制したものが動画プラットフォームそのものを制すると言えるでしょう。

上記のデータに示されたFacebookに加え、Instagram、Snapchatへの動画投稿がアメリカではスタンダードになりつつある、といいます。
日本市場の場合、加えてTwitterやMixChannelも若年層中心に人気ですし、LINEの動向も注目すべきでしょう。

こちらでご紹介したデータはあくまで2015年ものです。

2016年に入って、FacebookとInstagramの動画機能・動画投稿機能への力の入れ方には目を見張るものがあります。
年末に明らかになるであろう、2016年の各プラットフォームへの動画投稿状況のデータは刮目すべきでしょう。