広告担当者におすすめの11のマーケティング・プラットフォームと、そのTIPS

起業家が選ぶ11のマーケティング・プラットフォーム。
海外のニュース記事ですが、日本でも当てはまるところが多いですね。

起業家が選ぶ11のデジタルプラットフォームとは

ソーシャルメディアとデジタルマーケティングが発達するにつれ、会社の宣伝戦略も変化するべきである。
スナップチャットのようなプラットフォームを恐れず試しに使ってみることで、現在または将来の顧客とより個人的にコミュニケーションをはかることが可能になる。
もちろん、こういった新しいプラットフォームで成功するのには、どうすれば投資を最大限に活用できるかについての理解にかかっている。
それを踏まえ、Young Engerpreneur Council (YEC)からの11人の起業家に対し、どの新しいソーシャルまたはデジタル宣伝戦略が効果的であったかを聞いてみた。
下記にその回答を挙げてみる。

1.WeChatマーケティング

WeChat(ウィーチャット)とは中国版の、TwitterとFacebookが合わさったようなものだ。
ユーザーは6億5千万人以上。新しいプラットフォームのため、このメディアでマーケティングしようとする会社は多くはない。
もし東アジア市場に興味があるのなら、WeChatは必須だ。
アフィリエイトマーケティングとコンテンツマーケティングのミックスが、もっとも効果的な戦略だと言える、と思う。
— Joel Butterly, InGenius Prep

2.Snapchatジオフィルター

2015年、Snapchatはマクドナルドなどの広告者にジオフィルターのサービスを開始し、2016年にはより多くのビジネスへそのサービスを提供すると言われている。
SnapChatは現在、全世界で最も大きなモバイルプラットフォームの1つで、多くのユーザーにとって特に重要である。
このプラットフォームでの宣伝効果は、多くの企業にとっては短期的ではなく、将来的に期待すべきものとなる。
多くのオンライン広告のようなダイレクトレスポンスを狙うキャンペーンというより、Snapchatはブランド確立・ブランド認知、消費者とのブランドエンゲージメントにおいて、より効果的だ。
— Doreen Bloch, Poshly Inc.

3.Pinterest広告

2016年、Pinterestへ非常に大きな投資をした。
分かったことは、Pinterest専用のコンテンツを作り出すことで、顧客からのROIが高くなるということだ。
1クリックが1ドル(またはそれより断然に少ない額)にしか値しないeコマース分野にいた時は、私たちのビジネスにとっては損失は出ない状況だった。
現在違ったビジネスにいても、似たような結果を得ている。
クリックのコストは少し上がったけれど、初回テストではまだブレイク・イーブン以上だ。
これにより、会社は規模を拡大でき、自分たちの製品に愛着を持ち共感し始めている新しい顧客層へ働きかけることが可能になった。
— John Rampton, Due

4.サイコグラフィックターゲティング

小規模なテストの結果、YouTubeやFacebookでの広告はとても強力なROIを生み出すことを示している。
2016年の目標の1つとしては、プロモーション動画の作成を効率化し、そのプロモーション動画を異なるオーディエンスとターゲティングを用いてプロモーションすることだ。
こうすることで、自動再生のビデオを利用し、ネット上で動画の視聴者の拡大が可能になる。
人々は面白く、分かりやすく、楽しめるコンテンツを求めている。
改良されたサイコグラフィックターゲティングを活用しながらユーザーが求める動画コンテンツを提供することで、チャンスは拡大し続ける。
— Marcela DeVivo, Homeselfe

5. FacebookとInstagramの統合

全てが数値で測られるFacebook広告キャンペーンを、アカウントをリンクさせることによってInstagramにも投稿できるようになった。
当初、Instagram広告は大手広告主のみが利用可能だったけれど、今は中小規模のビジネスでも、Facebookですでに実績のあるあるイメージを、直接インスタグラムで使えるようになっている。
— Matt Wilson, Under30Experiences

6.動画コンテンツ

2016年第一四半期、SOCiは動画にフォーカスしている。
動画戦略を実践することで、当社のコンテンツがより消費され、ブランド認知と専門性が強めるとともに、ウェブサイトへのトラフィックも増加する。
— Afif Khoury, SOCi, Inc

7.ネイティブ広告

時代の流れは変わりつつあり、ネイティブ広告がその適切な(関連性の高い)メッセージを通してパフォーマンス向上に繋がるということが明らかになりつつある。
各企業が、いまやコンテンツのパブリッシャーとして行動し始めていることを受けて、コンテンツこそが次世代の広告となりつつある。
ネイティブ広告を通じて、企業はユーザーとのエンゲージメントに最適化された質の高いコンテンツを作りだすことができるようになる。
— Ryan Stoner, Publicis

8.外部コンテンツマーケティング

自分のビジネスのためにブログを始める代わりに、他のメディアでコンテンツ作ることを決めた。
私たちのビジネスはユーザー同士がアイデアをシェアするネットワークによって成り立っていて、それぞれのユーザーは自分たちをアピールしたがっている。
私は自分のビジネスを宣伝する必要があり、メディアにはコンテンツがいる。
これは三者全員にとっての利益で、宣伝には何のコストもかからない。
— Scott Weiner, ClosingBell

9.Google AdWords call-only(コールオンリー)広告

この四半期、通話を促進するため、call-only pay-per-click(コールオンリークリック課金)キャンペーンをいくつか始めた。
オンラインでリードやニュースレター(メルマガ)購読者は良いけれど、電話を通して顧客をつかむこと以上に良いものはない。
人々は多数のWebフォームに記入し、見積もりをリクエストし、複数のニュースレター(メルマガ)に加入する。
そのうち、何の情報をリクエストしたかも忘れてしまい、すべてが台無しになる。
AdWords call-only 広告には、1つのオプションしかない。電話することだ。
モバイルのトラフィックにのみしか活用できないとは言え、最近では誰もがモバイル機器でサーチしているから、通話の質に関してはそんなに心配していない。
ユーザーがただ情報を探しているだけだとしても、彼らにとっては生身の人間と繋がる方法だし、他の会話へと発展するチャンスも大幅に増えるんだ。
— Jonathan Long, Market Domination Media

10.インフルエンサー・マーケティング

去年、従来型のバナー広告による効果が消えていくのを目にし、インフルエンサー・マーケティングのオプションを模索している。
ゲーム会社として、小規模なインフルエンサー(友達や家族でゲームについて話すことなどを思い浮かべて欲しい)を通じて、すでに多くの顧客を獲得している。
様々なソーシャル上のインフルエンサーを通じて、様々なプラットフォームで同時にキャンペーンを行うことによって、インフルエンサー・マーケティングは、もっとスケールするに違いないと考えている。
— James Simpson, GoldFire Studios

11.Instagram 広告

EVENTupとはまさに「ビジュアルが重要」な会社(イベントスペースの貸出を行っている)であるため、似たようなモデルでできた広告プラットフォームにフォーカスすることは理にかなっている。
人々は写真を参考にしてスペースを借りるから、Instagramは自然にフィットする。
Instagram広告によって、より多くのクライアントが私達の「会場ページ」を訪れ、より多くの人にその存在を知ってもらうことができる。
— Jayna Cooke, EVENTup